メモ帳

いろいろ、妄想です

「溺れるナイフ」を観ました。(※映画ネタバレ有)

 

 

こんにちは。犬と申します。

先日思い立って書いた記事を思いの外多くの方々に読んでいただけたみたいで驚いています。たくさんの反応ありがとうございます。

 

 

タイトルにもありますが、先週やっと、映画「溺れるナイフ」を劇場で観てきました。

 

 

 

映画「溺れるナイフ」の公式ホームページです。

映画『溺れるナイフ』 公式サイト 監督/山戸結希 原作/ジョージ朝倉|TOP

 

予告。


『溺れるナイフ』本予告

 

この動画を観て、「あらっ、しげちゃん、カッコイイじゃない」という印象を持ちました。が、

「劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-」を観ても平気だった(健人くん、ちゃわい~♡という感じで重岡くん等他のキャスト陣は眼中に無かった)ので、完全に油断してました。

 

 

※以下ネタバレ含みます。

 

 

 

 

 

 

重岡大毅演じる大友勝利 is サイコ〜!(号泣)

 

 

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重岡くんの演じる大友勝利くん。

 

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傷心の夏芽を支えようと一途に想うけれど、結局は彼の親友のコウの所へと行ってしまう夏芽…少女漫画でよくある切ないお人好しポジションの人です。

物語は中学生時代から始まります。

23歳の男性二人に中学生役って…オイオイ と一瞬戸惑いましたが、

思ったより違和感が少ない。重岡くん、中学生独特のノリの感じとか女子と話すときちょっと気まずそうにする変な雰囲気が、とっても上手でした。

 

序盤ではあんまり出番がなかった大友くんですが、

本番は4人が高校生になってからでした。

 

トーリーが進んでいくにつれ、展開がガラリと変わっていきます。

 

一件の事件からコウちゃんと自然消滅化してしまった夏芽。

高校に進学するも元気や活気はなく、見た目もすごく地味になります。

周りの人間も事件の噂を話していたり、夏芽を冷やかします。

そんな夏芽を励まそうと大友くん、お弁当を一緒に食べようと誘います。

でね!

その大友くんのお昼の誘い方がめっちゃかわいいの!

夏芽が一人でグラウンド?おそらく野球部が使っているであろうベンチの影で一人お弁当を食べてるんだけど、いきなりボールがポンって飛んできて、夏芽がそれを投げ返すんですよ。

ボールを投げた張本人、大友くん登場ですよ。

二人はここで久しぶりに話したみたいです。

その後日陰のベンチに座った大友くんが「こっち来いよ」って自分の隣に来るように催促します。でも夏芽ちゃんはなかなか来ようとしません。

それで大友くん、負けじと「望月~。こっち来いよ~。お~い」ってなかなかしつこく誘います。

夏芽がおずおずと隣に座ると、「もっとこっち来いよ」ってさらに俺に近付けと催促します。心の中で叫びました。

こ、この男~!

かわいいが過ぎる。どこでそんな爆モテテクニック覚えてきたの?きみ高校1年生だよね?

でも大友くん、教室にいるシーンでなんとなく、クラスで『かっこいい~』って言われてるタイプの男の子なんだなってわかりました。

このやりとりの間に、夏芽が大友くんに「大友も眉毛整えるようになったんだ」なんて茶化すシーンがあります。

中学生から高校生になるって、ざっくり言うとこういうことなんですよね。

 

 

そして大友くんはその日から夏芽と一緒に帰ったり、夏芽と関わろうとします。

二人は自転車ニケツして帰ります。

大友くんが椿の蜜を夏芽に吸わせようと花を後ろに座る夏芽に渡しますが、

蜜が出ないハズレの椿だった為、夏芽に自転車を持たせて向こうのほうにある椿を取る大友くん。

自転車を持って両手が塞がっている夏芽に椿の花を咥えさせます。

「甘い!」と言い微笑む夏芽に喜びの笑みを浮かべる大友くん…。

 

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何これ大友ルート一直線じゃん…コウちゃん忘れて大友くんと一緒になろうよ…

 

そう思った矢先に二人用スクーターに乗った返り血と傷だらけのコウちゃんとすれ違い、目が合います。

コウちゃんに目を奪われる夏芽。

大友くんの表情が…ッ切ない…ッ!

このシーン、大友くんに心を奪われている私はもう大友くんの気持ちだけを考えてひたすら苦しくなっていました。

むしろなんで大友くんじゃないの?いや、大友くん一択でしょ!

って思う人ばっかりだと思ってましたが、一緒に観に行った友人は「夏芽の気持ちがすごくわかる。傍に大友みたいに優しい人がいても、結局はコウちゃんみたいな自由奔放な男に惹かれてしまう。」と仰っていました。

 

この後、夏芽はコウちゃんを追いかけ、船の上で謎の言い合い(喧嘩?)をします。

謎に二人で海に落ちて、コウちゃんに「もう俺に関わらんで」と言われ、ビッチョビチョで帰ってきた夏芽。

夏芽の弟とキャッチボールをしている大友くん…。(おそらく夏芽の家に魚を届けに来てそのまま弟くんの相手をしていた)

好きな子の弟とキャッチボールをしている高校生男子というシチュエーションだけで10000モエ~ぐらいはくだらないですよね。

(トリビアの泉のへぇ~ボタン的なアレ)

 

弟くんがタオルを取りに行っている間に、自分の首にかけてたタオルを夏芽の首にかけてあげる大友くん…。

 

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優しい…好き…。

弱ってる時にこんなに優しくされたら好きにならないほうがおかしくないですか?

泣いてる夏芽に「どうした…?」と優しくタオルをかけてあげる大友くん…。

でもそのタオル、絶対大友くんの汗吸ってますよね。

いや!逆においしい!むしろありがとう!

私も大友くんの汗が染み込んだタオル、首に巻き付けたいです。

 

そして二人がバッティングセンターにいるカットへと移ります。

体育座りしている夏芽に、ガリガリくんみたいなソーダの四角いアイスを渡します。

断る夏芽に大友くんはそのアイスを食べ始めます。「好きだねぇ…」と夏芽。

大友くんは「うん。好き」と言いながら黙々とアイスを食べ、夏芽の隣に座ります。

バッティングセンターに初めて来たと言う夏芽に「大友は?」と訊かれ、大友くんは「おれ常連さんやもん」と言います。

夏芽は「いいなぁ。なんでも好きになれて」と大友くんに向け、二人は将来の話しを少しした後、大友くんが「景気づけや!」とバッティングゲーム?にお金を入れてバットを構え出します。

「見とけ!」と言って大きく振りかぶりますが、空振り。

かわいい!!!!!!

かわいいよ大友くん、壮絶なフラグ回収だったよ。

 

そして夏芽もバッティングゲームをしながら、「大友?好きになんないよ?」

って言うんです。

待って、残酷すぎだよ夏芽ちゃん。ちょっと待ってよ。

まだ告白すらしてないじゃん。ちょっと待ってよ。

と、こちらが何故か自分がフラれたみたいな感覚に陥っているのもよそに、

大友くんは

「うん。おれ友達でええよ。」

いたって普通に返すんです。

エエエエ何それ友達でいいの?あんた、友達でええのんかい?

好きな子に告白する前に事実上付き合えないって言われてるのに、大友くんいい奴すぎませんか?

さらっと流れたシーンですが、はちゃめちゃに切なかったです。

 大友くんはバッティングしながら夏芽を映画に誘います。

その夜、夏芽が足の爪に紺色のペディキュアを塗るシーンがあります。

掴みたくても掴めない深い闇のようなコウちゃんのことを想いながら1本1本丁寧に塗っていくのですが、椿を咥えた大友くんを想って、薬指にだけ赤色のペディキュアを塗るのです。

夏芽の中でコウちゃんだけだった心の片隅に、大友くんが現れたことの証でした。

ここで夏芽が少し大友くんに揺れているのがわかります。

 

次の日、二人は映画を観に行く予定だったのですが、夏芽が風邪を引いてしまいます。

大友くんがお見舞いに来てくれるんですよ。

ここでまず思ったのは、

大友くん、私服ダサい!(歓喜)

かわいい!制服着てると滅茶苦茶かっこいいのに私服めっちゃダサい!かわいい!

なんか明るめのピンクにクマがプリントされたTシャツの上に変なチェック柄のシャツ、下は半ズボンっていう中学生みたいな恰好…

そういえばこの人たち、ちょっと前まで中学生だったことを完全に忘れていました。

大友くんが部屋に来てから夏芽が大友くんに「ちょっと待ってて」って言って、扉一枚挟んで着替えるんですけど、そこで着替えてるって気づいた途端、大友くんの反応が完全にチェリーでとってもかわいかったです。

夏芽が着替え終わったあと、ベッドに座る夏芽と向かい合う形になった大友くんは夏芽の足の爪を見て「この指だけ色が違うんじゃな。椿が咲いとるみたい」と言うんです。

大友くん。夏芽のことはなんでもわかるんだね…。

「友達でいい」と言いつつ、やっぱり大友くんは夏芽が好きなワケで。

 

そして私が最も心の中で叫んだこの場面。

夏芽がいつかのように大友くんの眉毛のことをイジると、大友くんは照れながら「お前の眉毛も見せてみいっ」とお互いに前髪を人差し指でちょんちょんしながらじゃれ合います。「まゆげっ」ていう言い合いから「望月っ」「大友っ」「…夏芽」

どんどん顔が近くなる二人。

大友くんが夏芽に ちゅっ と軽く押し当てるだけのキスをします。

くすくす笑い合う二人…。

 

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大友くんは笑いながら俯いたあと、真剣な顔をして

「俺が笑わせちゃるけぇ。なんでもしてやりたいんじゃ。」

って夏芽の目を見て言うんです。

「頑張らなくていいよ」と言う夏芽に、「いや、頑張らせてください!」と言う大友くん。二人は握手をします。

その握手をしながらの「何の握手?w」「わからん!w」っていうやり取りもなんか好きでした。

その日から夏芽は大友くんと付き合い始めます。

 

それから少し経ったある日、序盤で写真集を撮影したドレスコーズの志摩遼平さん演じる大物カメラマン、広能から映画のオファーがあり、夏芽の元を訪れます。

変わり果てた夏芽を見た広能は、がっかりしたと夏芽にとって屈辱的な言葉を残して去っていきます。

何のことかさっぱりわからない大友くんは、先に帰ると走る夏芽の背中に「望月!おい望月!」と声をかける事しかできないのです…。

 

その後夏芽は想いをコウちゃんへと完全に戻してしまいます。

大友くんを裏切りコウちゃんと体を重ね、コウちゃんにもう会うのはこれで最後だ、お前はもっと遠くに行けと言われた夏芽は、映画のオファーを受け、東京に戻る事を決めました。

 

開店前のスナック?店内のカットに切り替わり、別れのシーンへと続きます。

夏芽は大友くんに別れようと話を切り出すのですが、

ここからは涙無しでは観れませんでした。

「何歌う~?もうおれ歌うで~?」とデンモク片手にいつも通りハイテンションな大友くん。

夏芽が「別れよう」「映画、受けることにした」「東京に行くの」と言うと、少し固まってから「おれ遠距離でもええよ?」と言う大友くん。

夏芽を見て、「…コウか?」と、お別れの理由がコウちゃんにあることに気付き、いっぱいいっぱいになった大友くんは俺じゃダメなんか?と夏芽に迫ります。

 

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夏芽が「嫌いになって…」と言うと大友くんは、「…っ、大好きじゃ!」と言い夏芽を押し倒します。夏芽は泣きながらこんな私なのにありがとうって言います。

そしたら大友くん、滅茶苦茶切ない顔で「笑ってよ…なぁ」って…!

大友く~~~~~~~~~ん!!!!!!

誰よりも夏芽に笑っていてほしいのは大友くんなんです。

夏芽を笑顔にする為に自分があったのに、夏芽が泣いてしまっては今までの努力の意味がない。

自分がコウと夏芽の間に入れないことはわかっていたのに、やっぱりつらいし

かと言って夏芽が自分のせいで涙を流すのも、もっとつらいんです。

大友くん…。

大友くんは夏芽を笑顔にするために、デンモクをおもむろに取り吉幾三の「俺ら東京さいぐだ」を泣きながら歌い出します。


俺ら東京さ行ぐだ〜吉幾三

 

こんなに泣ける吉幾三聴いたことないよ…。

劇場内からくすくすと笑い声が聞こえていましたが、私はとにかくここで大号泣しました。

必死に歌う大友くんの歌声に心がぎゅうっと締め付けられました。

最初はボロボロに泣きながら歌っていたけど、途中から夏芽の手を引いて、二人笑顔で歌っていました。歌い終わると大友くんは夏芽に「友達や!」と言うんです。

もう涙腺崩壊ですよね。友達なんですよ。

大友くんはどんなに頑張って夏芽の支えになっていたとしても、結局は友達なんです。

あまりの切なさにうつ病になるかと思いました。自分が大友くんの立場だったらとても耐えられない。大友くんは強い。優しくてとっても強い。

 

その後の火祭りの日、大友くんはコウちゃんに「俺は青春をイカ焼きに捧げるんじゃ!」といつもの笑顔で言います。

大友くんにとって、夏芽も、そしてコウちゃんも、とってもとっても大事な存在なんです。

 

今回、作中でとことん報われなかった大友くん。

どうか大友くんに幸せになってもらいたいです。

 

 

2016/12/12